AI-OCR徹底比較2025:主要5社の特徴と選び方を実務視点で解説

2025-12-18
2025-12-17
AI-OCR徹底比較2025:主要5社の特徴と選び方を実務視点で解説

「請求書や納品書の処理に毎月膨大な時間がかかっている」
「OCRツールを導入したいが、どれを選べばいいかわからない」
「複数のツールを比較する時間がなく、検討が進まない」
AI-OCRの導入を検討する際、このような悩みを抱えている方は少なくありません。

市場には多数のAI-OCR製品があり、それぞれ特徴や強みが異なります。認識精度、対応帳票の種類、連携性、コスト構造など、比較すべきポイントは多岐にわたり、自社に最適な製品を選ぶには正確な情報と明確な選定基準が必要です。

本記事では、主要AI-OCR製品5社を実務視点で徹底比較します。各製品の特徴から選定のポイント、導入時のチェックリストまで、自社に合う製品を見つけるための情報をわかりやすく解説します。

AI-OCRの基本と仕組み

AI-OCRとは、AI(人工知能)技術を活用した文字認識システムです。従来のOCR(光学文字認識)にディープラーニングや機械学習の技術を組み合わせることで、より高精度な文字認識を実現します。

従来のOCRとAI-OCRの大きな違いは、非定型帳票への対応力です。従来のOCRは事前にフォーマットを設定した定型帳票の読み取りに適していましたが、AI-OCRは帳票のレイアウトが異なる場合でも、AIが自動で項目を判別し、正確にデータを抽出できます。

たとえば、請求書処理の業務フローを比較すると、以下のような違いがあります。

従来の手作業の場合

  1. 請求書をスキャンまたは受領
  2. 請求書の内容を目視で確認
  3. 会計ソフトに取引先名、金額、日付などを手入力
  4. 入力内容を請求書と照合して確認
  5. 仕訳データとして保存

このプロセスでは、1件あたり5〜10分程度かかり、入力ミスのリスクも伴います。

AI-OCR導入後の場合

  1. 請求書をスキャンまたはPDFで受領
  2. AI-OCRが自動で項目を認識・抽出
  3. 会計ソフトに自動で仕訳データとして取り込み
  4. 抽出内容を確認(必要に応じて修正)
  5. 仕訳データとして保存

このプロセスでは、1件あたり1〜2分程度に短縮され、手作業による入力ミスも大幅に削減できます。

さらに、AI-OCRは以下のような業務シーンでも活用されています。

  • 納品書データの取り込み
  • 会計システムへの自動連携
  • 契約書や稟議書のデータ化
  • 申込書や申告書の処理

そのため、月末月初の繁忙期における業務負担の軽減や、担当者の残業時間削減も期待できます。

比較対象5社の概要

ここでは、市場で注目されている主要AI-OCR製品5社の概要を紹介します。

DX Suite

DX Suite

AI inside株式会社が提供するクラウド型AI-OCRサービスです。生成AI対応により非定型帳票にも対応でき、複数種類の帳票を自動で仕分けする機能を搭載しています。

SmartRead

SmartRead

株式会社Cogent Labsが提供するAI-OCRサービスです。認識精度99.2%を誇り、スマートベリファイ機能により確認修正時間を短縮できます。初期費用不要、月額3万円から利用できるため、中小企業でも導入しやすい価格設定です。

LINE WORKS OCR

LINE WORKS OCR

LINEヤフー株式会社が提供するAI-OCRサービスです。API連携の柔軟性が高く、日本語・英語・中国語など多言語対応に強みがあります。クラウドベースで提供され、既存システムとの統合がスムーズに行えます。

スマートOCR

スマートOCR

株式会社インフォディオが提供するAI-OCRサービスで、紙の文書や帳票をスキャン・撮影された 画像データからテキストデータを抽出するクラウド型業務効率化支援ソリューションです。手書き文字や非定型帳票などにも対応しています。

ジーニアルAI OCR

ジーニアルAI OCR

株式会社ジーニアルテクノロジーが提供するAI-OCRサービスです。Excelアドインとして利用する点が特徴で、Excel上で書類データの抽出・入力・管理を行えます。紙の伝票やPDFから必要な情報を取り込み、そのままExcelへ転記できるため、手入力によるミスや作業停滞を防止します。

  • テキストクリップ
    書類に埋め込まれたテキストがなくても、範囲選択することでAIが文字を読み取り、テキスト化します。1件ずつの書類処理に最適です。
  • テーブルクリップ
    書類内のテーブル情報をまとめてExcelに転記できます。明細情報を取り込んで数百のセルを一括転記できるので、手作業による入力工数を大幅に削減できます。
クリップ機能

比較ポイント

ポイント

それでは、AI-OCR製品を選定する際の重要な比較ポイントを、5つの観点から詳しく解説します。

認識精度(定型/非定型フォーマット対応)

まず確認すべきは、認識精度です。現在、業界標準は99%超となっており、主要製品はいずれも高い認識精度を実現しています。

定型帳票への対応

定型帳票とは、フォーマットが固定された請求書や申込書など、レイアウトが統一された書類を指します。主要製品はいずれも定型帳票に対して99%以上の認識精度を持ち、安定した読み取り性能を発揮します。

非定型帳票への対応

一方、非定型帳票とは、取引先ごとにレイアウトが異なる請求書や、フォーマットが統一されていない契約書などを指します。従来のOCRでは対応が難しかった領域ですが、AI技術の進化により対応可能になりました。

DX Suiteは生成AI対応により非定型帳票に強みがあり、複雑なレイアウトの書類でも高精度な読み取りが期待できます。また、SmartReadも非定型文書に対して99.2%の認識精度を実現しており、幅広い帳票に対応できます。

加えて、ジーニアルAI OCRはテンプレート設定不要で非定型帳票からの情報抽出をExcel上で直接完結できる点が特徴です。生成AIを活用した抽出機能により、フォーマットがばらついた帳票からも必要な項目のみを取り出せます。抽出したデータはそのままExcelへ転記できるため、レイアウトが統一されていない帳票を多く扱う現場でも、入力作業の手間とミスを大幅に削減できます。

手書き文字の認識

手書き文字への対応は製品によって差が出るポイントです。主要製品の約半数が手書き文字に対応していますが、認識精度は活字に比べるとやや低くなる傾向があります。

申込書や申請書など手書き記入が多い帳票を扱う場合は、手書き文字認識の精度を事前に確認し、無料トライアルで実際の帳票を使って検証することをおすすめします。

連携性(会計ソフト・Excel・ERPとの接続)

認識精度と並んで重要なのが、既存システムとの連携性です。いくら高精度でデータを読み取れても、そのデータを手作業で会計ソフトに転記していては業務効率化の効果は限定的です。だからこそ、AI-OCRで読み取ったデータを会計ソフトやERPに自動で転記できる機能が重要になります。

主要会計ソフトとの連携

ジーニアルAIは、freeeのクラウド会計ソフトとの連携に対応しており、読み取った請求書と会計データを自動で照合することができます。

SmartReadもAPI連携により、多様な会計システムとの統合が可能です。カスタマイズ性が高く、自社独自のシステム環境にも柔軟に対応できます。

Excel出力の対応状況

ほぼすべての主要製品がExcel形式でのデータ出力に対応しています。読み取ったデータをCSVやExcel形式で出力できるため、既存の業務フローに組み込みやすいといえるでしょう。

中でもジーニアルAI OCRはExcelアドインとして直接Excel上で動作できるので、データ出力だけでなく「抽出 → 転記 → 整理」までの一連の作業をそのままExcel内で完結できます。

ERP連携の柔軟性

大企業や中堅企業では、ERPシステムとの連携が必須要件となります。API連携機能を持つ製品であれば、SAP、Oracle、Microsoft Dynamics 365などの主要ERPとの統合が可能です。

SmartReadとLINE WORKS OCRは充実したAPI機能を提供しており、システム開発の知見があれば柔軟な連携を実現できます。

運用・定着支援(教育/サポート体制)

いくら優れた製品でも、現場に定着しなければ効果は発揮されません。そのため、ベンダーのサポート体制も重要な選定ポイントとなります。特に、初めてAI-OCRを導入する企業では、導入時の設定支援や操作研修の充実度が定着の鍵を握ります。

導入時のサポート内容

多くの製品で導入時の設定サポートが提供されています。たとえば、帳票のフォーマット設定や読み取り項目のカスタマイズ、既存システムとの連携設定など、初期設定を専任担当者がサポートしてくれるケースが一般的です。

マニュアルや研修の充実度

操作マニュアルの分かりやすさや、オンライン研修の提供有無も重要です。スマートOCRは豊富な導入実績に基づいた詳細なマニュアルを提供しており、自社内での教育にも活用できます。

SmartReadやジーニアルAI OCRは操作がシンプルで直感的なUIを採用しているため、マニュアルを熟読しなくても使い始められる点が評価されています。

カスタマーサポートの対応

サポート対応時間や問い合わせ方法も確認すべきポイントです。多くの製品がメール、電話、チャットでのサポートを提供していますが、対応時間は製品によって異なります。

緊急時の対応や、繁忙期における優先サポートの有無なども、事前に確認しておくと安心です。

コスト構造(導入・月額・トランザクション)

機能面の比較と並行して確認すべきなのが、コスト構造です。AI-OCRのコストは、導入費用、月額料金、従量課金の3つの要素で構成されます。自社の処理量と予算に合わせて、最適な料金体系を選ぶことが重要です。

初期費用の有無と規模感

クラウド型の製品は初期費用が無料または数万円程度に抑えられている場合が多く、ジーニアルAI OCRやSmartReadは初期費用不要で導入できます。一方、オンプレミス型の製品では数十万円規模の初期投資が必要になる場合もありますが、機密情報を外部に出したくない企業には適した選択肢といえるでしょう。

初期費用は必要ですが、長期的に見れば業務効率化による人件費削減で導入費用を回収できるケースが多いといえます。

月額料金の体系

月額料金は定額制が主流で、6,000円から20万円程度の幅があります。ジーニアルAI OCRは月額6,000円から(年払い)と比較的低価格で、中小企業でも導入しやすい価格帯です。

一方、DX SuiteやスマートOCRは処理枚数や機能に応じた料金プランを提供しており、大量処理が必要な企業向けのプランも用意されています。

従量課金の仕組み

従量課金は1ページあたり数円から数十円で設定されている場合が多く、処理枚数が月によって変動する企業に適しています。月額定額制と従量課金を組み合わせたハイブリッド型の料金体系を採用している製品もあります。

自社の月間処理枚数を把握したうえで、定額制と従量課金のどちらがコストパフォーマンスに優れているかを試算することをおすすめします。

セキュリティ・法令対応

最後に、忘れてはならないのがセキュリティ対策です。経理書類には取引先情報や金額など機密情報が含まれるため、セキュリティ対策は必須要件となります。また、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応も確認すべき重要なポイントです。

データ保管場所とセキュリティ認証

クラウド型の製品では、データ保管場所が国内か海外かを確認する必要があります。個人情報保護の観点から、国内のデータセンターを利用している製品を選ぶ企業も少なくありません。

主要製品の多くはISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)やプライバシーマークを取得しており、一定のセキュリティ水準を満たしています。

LINE WORKS OCRおよびジーニアルAI OCRは、情報セキュリティ管理体制の整備状況に加え、その運用状況についても第三者が保証する「SOC 2 Type 2」レポートを取得しています。

提供方式の選択

セキュリティ要件に応じて、以下の3つの提供方式から選択できます。

  • クラウド型:汎用性が高く、初期コストを抑えられる
  • プライベートクラウド:専用環境で運用でき、処理量に応じた柔軟な対応が可能
  • オンプレミス型:社内サーバーで運用し、機密情報の外部流出リスクを最小化

金融機関や医療機関など、機密情報を厳格に管理する必要がある企業では、オンプレミス型やプライベートクラウド型を選択するケースが多く見られます。自社のセキュリティポリシーに合わせて、最適な提供方式を選ぶことが重要です。

比較マトリクスと総評

ここまで解説した比較ポイントを踏まえ、主要5製品の特徴を一覧表で整理します。各製品の強みを把握し、自社の要件に合う製品を見極める参考にしてください。

製品名認識精度連携性サポートコストセキュリティ
DX Suite
SmartRead
LINE WORKS OCR
スマートOCR中~高
ジーニアルAI OCR

※認識精度・連携性・サポート・セキュリティは◎(優れている)、○(標準的)、△(やや劣る)で評価
※コストは初期費用と月額料金を総合的に判断

総評

各製品には明確な特徴があり、自社の業務要件によって最適な選択が異なります。

DX Suiteは、生成AI対応による非定型帳票の処理能力に優れており、多様な帳票を扱う企業に適しています。市場シェアも高く、導入実績が豊富な点も安心材料といえるでしょう。

SmartReadは、コストパフォーマンスに優れており、初めてAI-OCRを導入する中小企業に向いています。初期費用不要で月額3万円から利用でき、認識精度も99.2%と高水準を維持しています。さらに、500枚まで無料トライアルが利用できるため、導入前に十分な検証ができる点も魅力です。

LINE WORKS OCRは、API連携の柔軟性が高く、システム開発のリソースがある企業に適しています。多言語対応にも強みがあり、海外取引が多い企業での活用も期待できます。

スマートOCRは、市場シェア21.32%と最も高く、導入実績の豊富さが強みです。定型帳票の大量処理に適しており、金融機関や官公庁など信頼性を重視する組織での採用事例が多く見られます。安定稼働を最優先する企業には有力な選択肢といえるでしょう。

ジーニアルAI OCRは、Excelアドインとして利用できる点が最大の特徴で、Excel上で書類の読み取りから転記・整理までを一括で完結できます。既存のExcel中心の業務フローを大きく変えずに導入できるため、現場の負担を最小限に抑えながらデジタル化を進めたい企業に適しています。

導入検討時のチェックリスト

導入検討時のチェックリスト

AI-OCRを導入する際は、以下の手順で検討を進めることをおすすめします。

Step1. 自社の帳票業務を整理する

まずは現状の業務を可視化し、自動化の対象を明確にします。

  • 処理する帳票の種類と月間枚数を把握する
  • 定型帳票と非定型帳票の割合を確認する
  • 現在の業務フローを図式化し、ボトルネックを特定する
  • 手作業による入力時間と確認時間を計測する
  • ミスが発生しやすい工程を洗い出す

たとえば、以下のように整理すると効果的です。

【帳票業務の現状整理(例)】
・請求書:月間50件(定型30件、非定型20件)
・納品書:月間80件(ほぼ非定型)
・領収書:月間30件(定型)
・1件あたりの処理時間:平均8分
・月間処理時間:約13時間
・月間ミス発生件数:3〜5件

自社の帳票処理量を正確に把握することで、適切な料金プランを選択でき、導入効果の試算も可能になります。

Step2. 必須要件と優先順位を決める

自社にとって何が最重要かを明確にします。

  • 認識精度、連携性、コスト、サポートの優先順位を決める
  • 必須機能と付加機能を区別する
  • 予算の上限を設定する(初期費用と月額費用)
  • セキュリティ要件を確認する(クラウド可否、データ保管場所)
  • 電子帳簿保存法やインボイス制度への対応要否を確認する

たとえば、以下のように要件を整理すると選定がスムーズです。

【要件の優先順位(例)】
1位:会計ソフト(freee)との自動連携
2位:非定型帳票への対応(取引先ごとにフォーマットが異なる)
3位:予算:月額10万円以内
4位:導入サポートの充実度
5位:クラウド型で可(オンプレミスは不要)

複数の部門で検討する場合は、関係者間で要件の優先順位を合意しておくことが重要です。

Step3. 候補製品を3〜5つに絞る

比較マトリクスを活用し、自社要件に合う製品を絞り込みます。

  • 認識精度が自社の要求水準を満たしているか確認する
  • 連携したい会計ソフトやシステムに対応しているか確認する
  • 予算内で導入可能か試算する
  • 無料トライアルの提供有無を確認する
  • 導入実績や口コミを調べる

この段階では、3〜5製品程度に候補を絞ることで、詳細な比較検討が効率的に進められます。

Step4. 実際に試用・検証する

可能な限り、自社の実際の帳票を使ってテストします。

  • 無料トライアルに申し込む
  • 自社の実際の帳票(請求書、納品書など)で認識精度を検証する
  • 操作性を確認し、現場の担当者が使いこなせるか評価する
  • 既存システムとの連携をテストする
  • サポート対応の質を確認する(問い合わせへの回答速度や丁寧さ)

検証時には、以下のような観点でチェックすると効果的です。

【無料トライアルでの検証項目(例)】
□ フォーマットが異なる10社分の請求書で認識精度を確認
□ 取引先名、金額、日付の抽出精度を測定
□ 手書き部分がある帳票での認識状況を確認
□ 会計ソフトへのデータ取り込みが正常にできるか検証
□ 実際の担当者が30分以内に基本操作を習得できるか確認
□ サポートに2〜3件問い合わせて対応品質を評価

SmartReadは500枚まで、ジーニアルAI OCRは2,000枚まで無料トライアルが可能なため、十分な検証期間を設けることができます。実際の業務で使ってみることで、カタログスペックだけでは分からない使い勝手が見えてきます。

Step5. 導入後の運用体制を検討する

導入を決定したら、現場への定着を見据えた準備を行います。

  • 担当者への教育計画を立てる
  • 業務フローを見直し、AI-OCRを組み込んだ新しいフローを設計する
  • 効果測定の方法を決める(処理時間、ミス発生率など)
  • トラブル発生時の対応フローを整備する
  • 段階的な導入か、一斉導入かを決定する

導入初期は一部の帳票だけで運用を開始し、慣れてきたら対象を拡大していく段階的アプローチも有効です。

導入検討チェックリスト

以下のチェックリストを活用し、検討漏れを防ぎましょう。

□ 月間処理する帳票の枚数を把握した
□ 定型/非定型帳票の割合を確認した
□ 連携したい会計ソフトを明確にした
□ 導入予算と運用コストを試算した
□ セキュリティ要件(クラウド可否)を確認した
□ 候補製品を3〜5つに絞り込んだ
□ 無料トライアルで実際の帳票をテストした
□ 操作性を現場担当者が確認した
□ サポート体制を確認した
□ 導入後の業務フローを設計した
□ 効果測定の指標を決定した

まとめ

AI-OCRは、請求書や納品書などの帳票処理を効率化し、入力ミスの削減や業務時間の大幅な短縮を実現できるツールです。しかし、製品ごとに認識精度や連携性、コスト構造が異なるため、自社の業務要件に合った製品を選ぶことが重要です。

そのため、本記事で紹介した比較ポイントやチェックリストを活用し、まずは自社の帳票業務の現状を整理することから始めることをおすすめします。処理している帳票の種類や枚数、定型・非定型の割合を把握したうえで、優先すべき要件を明確にすることで、最適な製品が見えてきます。

また、無料トライアルを提供している製品も多いため、実際の帳票を使って認識精度や操作性を確認することも大切です。カタログスペックだけでは分からない使い勝手や、自社の業務フローとの相性を事前に検証できます。

ジーニアルAI OCRは、Excel上でAI-OCRを直接利用できる点が特徴で、抽出したデータをそのままExcelへ転記し、編集や加工まで一括で行えます。現場のExcel運用を変えずに導入できるため、特に「普段の作業を大きく変えずに効率化したい」という企業に適しています。

AI-OCR導入を検討している方は、ぜひ無料トライアルや資料請求を活用し、実際の業務での効果を確認してみてください。ジーニアルAI OCRについても、お気軽にご相談ください。

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